Group:=terra 未分類
Title:=スタータイド･ライジング
From :=C:\My Documents\TXT\notepa
Create:=00/09/15 14:22
Udate :=00/09/15 14:43
スタータイド･ライジング
..... 世界(ユニバース)
数十億年の昔、ひとつの知的種族が宇宙進出に成功し、銀河文明を樹立した。庫の最小の種族のその後の運命を知るものはなく、謎の〈始祖〉として宗教的な存在となっているが、彼らの残した〈知性化UPLIFT〉の伝統は、銀河文明の根幹として連綿と受け継がれていた。
〈知性化〉とは、宇宙高校種族が、品種改良や遺伝子操作の技術を用いて、準知的種族を宇宙文明のレベルまで引き上げてやることである。
その結果生まれた種族は見返りとして、〈知性化〉を施してくれた種族を〈主族パトロン･レース〉とあおぎ、その〈類族クライアント･レース〉として一定期間の契約奉仕を義務付けられている。
〈類族〉もまた、いつかは他の主族を〈知性化〉して〈主族〉となり、その〈類族〉がまた…こうして、列強諸族(ｷﾞｬﾗｸﾃｨｯｸｽ）と呼ばれるいくつかの古参の〈主族〉のもと、果てしない主従関係によって文明主族の”血筋”が形成されていった。そして彼らはすべて、〈始祖〉が創設した情報バンク〈ライブラリー〉に貯えられた膨大な情報と慣習の記録によって結び付けられていた。
やがて人類がこの銀河文明と接触するのだが、たちまちその存在事態が大きな問題を引き起こす。〈主族〉がいないからだ。人類は〈知性化〉ののち見捨てられた”宇宙の孤児”なのか。それとも〈始祖〉のようにまったく独力で宇宙航行レベルの文明を達成したのだろうか。
いずれにせよ、得に後者の可能性は、あってはならないことだった。ところが、人類はこの時点でイルカとチンパンジーという二つの準知的主族の〈知性化〉を成し遂げていたため、銀河文明はこれを〈主族〉と認めざるを得なくなる。
この特殊な主族に友好的な列強主族はごく一部だった。人類は、銀河住からねたみとさげすみ、恐れと敵意を受けることになったのである。
.... 用語集
列強諸族(ｷﾞｬﾗｸﾃｨｸｽ)
タンデュー
地球に敵対する好戦的な列強諸族のひとつ。
〈受容者〉
タンデューの類族のひとつ。強力な超能力を有する。
エピシアーク
タンデューに契約奉仕中の類族のひとつ。強力な超能力を有する。
ソロ族
地球に敵対的な古参列強諸族の一つ。
クラット
ソロ艦隊の総司令官
パハ
ソロ族の類族である戦士族。
ジェロ
ソロ族の類族の一つ
テナニン
好戦的な列強諸族の一つ。〈引退教徒〉
〈ブラザーズ・オブ・ザ・ナイト〉
主族の一つ。
グーブル
地球に敵対する、鳥類に似た列強諸族の一つ。
ジョファー
地球に敵対する列強諸族の一つ。〈超越教徒〉
カランク％
人間が正しく発音することは不可能。
列強諸族のひとつ。奉仕期間中、類族として徹底的に仕込まれたため、精神に異常をきたした太古の主族。
カンテン
地球に対して公然と友好関係を結ぶ、数少ない列強諸族の一つ。
ティンブリーミー
狡猾なことで知られる、地球に友好的な列強諸族の一つ。
シンシアン
地球に友好的な三つの列強諸族のうちの一つ。
用語
列強諸族
五つの銀河系の共同社会を構成する、古参宇宙航行種族の総称。その多くは太古からの伝統にのっとって他種族の知性化を行い、主族となっている。
主族
準知的生物を知性化し、
