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Title:=木材の許容応力度の考え方
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Create:=00/07/23 12:16
Udate :=00/07/23 12:16
木材の許容応力度の考え方
1999/09/06 (月)
日本住宅・木造技術センター編
「木造住宅設計・施工のQ&A」
丸善株式会社
木材の許容応力度とは度のようなものか。どのようにそれは決められているのか。
1. 気乾状態の無欠点小試験体による強度試験結果に基づいて、樹種あるいは
樹種群ごとの基準強さ(F)を求める。
2. 樹種群ごとの強さの統計的下限値を算出する
圧縮および曲げ:0.8
せん断:0.77〜0.81
3. 節や繊維方向の傾斜など各種欠点による強度低減を行う。
圧縮:α=0.62
曲げ:α=0.45
せん断:α=0.5
4. 上記で木材料の最大応力を考えたことになるので、この数値の比例限度を
考え、これを短期の許容応力度と考える。(最大応力に対する比例限度の比、
2/3を採用。)
上記を式で示すと
SF=0F×α×2/3
ここに SF:短期許容応力度
0F:無欠点材の、樹種群に対する基準強さに、ばらつきの係数
をかけたもの。
2/3:最大応力に対する比例限度の比