Group:=terra 未分類
Title:=Einstein(アインシュタイン)
From :=C:\My Documents\TXT\notepa
Create:=00/09/15 14:21
Udate :=00/09/15 14:42
... Einstein
#!H=2人生について
自分自身の、そして他の人々の人生に意味を見出せない人は、単に不幸であるばかりでなく、生きるのに向いていないといえましょう。
人生の風雨に堪えるというのは、どんなに奇妙なことか。晴れたとき、私には、自分自身が、危険が目に入らないように砂漠の砂に頭を突っ込んだダチョウのように見えます。ひとは自分だけのために小さな世界を創造します。そして変化しつづける真の存在の偉大さと比較したら悲しいほどに無意味だというのに、自分を奇跡のように大きく重要であると感じるのです。自分で掘った穴の中に住むモグラのように。
海は、形容しがたい壮大な姿をしています。とりわけ、日が沈む瞬間は。そんな時、自分が自然に溶け込み、ひとつになるように感じます。そしていつも以上に、個人という存在の無意味さを感じるのです。それは幸せな気分です。
私たちは皆、他の人々の仕事によって、食べるものや家を与えられています。ですから、それに対してはきちんと報酬を払わねばなりません。自分の内面の満足のために選んだ仕事だけでなく、人々に奉仕する仕事をすることによっても。さもなければ、どんなに欲求が質素であっても、寄生者と呼ばれるものになってしまうでしょう。
常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。
どうして、自分を責めるんですか。他人がちゃんと必要なときに責めてくれるんだから、いいじゃないですか。
#!H=2人間性について
われわれはいろいろなことをするが、なぜそうするのかは知らない。
人間性について絶望してはいけません。なぜなら、私たちは人間なのですから。
客観的に判断すれば、情熱的な努力によって、人が真実からもぎ取るものは、まったく無限小です。しかし、この努力は、自己という束縛から私たちを解放し、私たちをもっとも偉大な人々の一員にします。
いかなる問題も、それを作り出した同じ意識によって解決することは出来ません。
身を切るような体験を通して、私たちは学びました。合理的に思考したからといって、社会生活に生じる問題がすべて解決できるわけではない、ということを。
人間の真の価値は、重荷、時価からの開放の度合いによって決まる。
#!H=2道徳・宗教について
人間にとってもっとも大切な努力は、自分の行動の中に道徳を追及していくことです。私たちの内面的なバランス、そして存在そのものが、そのことにかかっています。行動に現れる道徳だけが、人生に美と品位をもたらします。
宗教なくして、科学は不具であり、科学なくして宗教は盲目です。
#!H=2教育について
何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない。
想像力は、知識より大切だ。知識には限界があるが、想像力は世界を包み込む。
知識は二つの形で存在する。ひとつは、本の中に、生命のない形で。もうひとつは、人の意識の中に、生きている形で。後者こそがとにかく本質的なものである。前者は、絶対必要であるように見えるが、たいしたことはないのだ。
知性を神にしてはいけない。神は強い筋肉を持っているが、人格は持たない。
#!H=2戦争、平和について
どんな政治も、ある程度は邪悪なものである。
第三次世界大戦はどう戦われるのでしょうか。私にはわかりません。しかし、第四次大戦ならわかります。石と棒を使って戦われることでしょう。