Group:=terra 建築
Title:=換気計画で設定される換気量
From :=高断熱・高気密バイブル
Create:=00/07/30 12:31
Udate :=00/07/30 12:54
換気計画で設定される換気量
一人あたり30m3/h
住宅での空気の汚れを判断するのに炭酸ガス(CO2)濃度を用いる。
人間の体臭を感じさせないための換気量は、白人の場合は一人あたり17m3/hといわれ、黄色人種の場合は1割ほど少なくてもよいといわれています。
このような実験に基づいて炭酸ガス(CO2)濃度が1000ppmを超えなければ体臭もなく、ほこりもなくといった具合に空気の汚れを判断する基準となったのです。
CO2濃度を1000ppm以下に押さえるために必要な換気量は一人あたり一時間に20〜30m3とされています。数次がばらつくのは、人間が静止状態にある場合と作業状態にある場合で違ったり、室内汚染を除去するための外の新鮮空気自体のCO2濃度が違ってくるためです。
一般に外気のCO2濃度は350ppm程度であって、CO2濃度計が正しいかどうかをチェックするのに、まず外気の濃度をチェックしてからその値が350ppm程度なら、合格となるわけです。